「信じて心を開く」という経験をさせてくれたことに本当に感謝をしています。

■30代 女性 K・Sさん
先日はお世話になりました。
遅くなってしまいましたが、感想を送らせていただきます。
自分の抱えている問題が表面化して苦しい時期だったので、参加するかだいぶ迷ったのですが、今は参加させていただくことができて良かったと心から思います。

少人数でじっくりと日頃の疑問や解らない点を復習することができたり、セラピーやセラピストというものについて深いお話を聞くことができ、理解が深まったと思います。

特に、セラピストとして必要な資質、そのための生活や考え方といった生き方を、皆さんのお話の中から学ぶことができ、それは私が今抱えている問題にも通じる答えだったような気がします。
セラピストの立場で実際にセラピーをやっていくと、やはりテキスト通りではないクライアントさんの反応や様子が出てきて、戸惑うこともありましたが、森川さんが、助け船を出してくださることで、セラピーが無事に進んでいくだけでなく、いろいろな質問の仕方だったり、臨機応変なセラピーの進め方といったことを、その場で学ぶことができ、とても勉強になりました。

セラピストとなるためには、実践経験がなによりの財産だと思います。
森川さんにアドバイスをいただいたり、助けていただきなら、セラピーの経験を積むことができるのは、本当に貴重な時間でした。
言葉をかけるタイミング、待つ長さなど、経験の中でしか感じられないものがたくさんありました。
森川さんのおっしゃる通り、参加者の皆さんがセラピーの経験も豊富で、深い催眠状態に入ることのできる方たちだったことで、逆に学べることがたくさんあったのだと思います。

また、観察者として他の方のセラピーの進め方や、クライアントさんの様子をじっくり観察することができる機会は、なかなかないと思うので、とても勉強になりました。
声のトーンや言葉のチョイス、動きの一つ一つが自分とは異なるところも多く、良い部分をどんどん取り入れていきたいと思いました。
クライアントという立場からは、セラピストの間の取り方や、話すスピード、相槌の打ち方など、細かい部分を経験を通して感じることができました。

目を閉じて、セラピストの言葉に集中しているからこそ感じることや解ることがあるのだなと実感しました。
また、自分が今抱えている問題について、セラピーを通して整理することができました。母からの自立、本当の自由、仕事と生活、たくさんの迷いの中で身動きがとれなかった自分を認識し、もう一度今自分のすること、大切なもの、夢を明確にすることができました。
思っていた通り、いろいろなものがあふれてしまいましたが、皆さんが受け止めてくれたこと、大丈夫よと微笑んでくれたことが何より嬉しく、暖かい気持ちをたくさんいただきました。
そして、苦しいときに人に助けを求めることが苦手な私に、「信じて心を開く」という経験をさせてくれたことに本当に感謝をしています。
養成講座を受けて以来、自分なりの勉強を続けてきたものの、実践経験を思うように積むことができず、自分のセラピストとしての方向性が知らず知らずのうちにズレてしまっていたように思います。勉強、キャリア、肩書、実力…
どれもこれも必要なことですが、それたけを追い求めて、一番大切なことを見失っていました。

養成講座を受けた時に感じていた、「クライアントさんの心がちょっと軽く、暖かく、楽になれる、そんなセラピーのできるセラピストになりたい。」そのためには、何か特別な能力を付ける以前に、私が人として当たり前の日常生活を精一杯生きること、たくさんの人生経験をすること、幸せでいること、それが大切なのだと解りました。

毎日を楽しみながら、うまくいかないことがあってもそれを乗り越える強さを持って、これから生活をしていこうと思います。
とても貴重な経験をさせてくださった森川さんと、Sさん、Mさんに心から感謝をしています。
ありがとうございました。
また悩んだら、心を開いてどんどん相談します。これからも宜しくお願いいたします。